無題

やっぱり何をどうあがいても
絶対に変わらない、変われない部分ってのがある。
誰だってそうだと思うけど。

私の中の、底の方に沈んでるどす黒い塊みたいのが
時たま本当に吐き気がするくらい抹消したくて
殺してやりたいと思う時がある。

自分でも驚くような激情



・
・
・

まだこれでも抑えられるようになったから良いものの
それでもたまに、溢れ出てくる














「私など消えてしまえばいいのに」
なんていう、虚しい感情が
未だに根底にこびりついてることが
私は、哀しい。
本当に哀しいんだ。



いつかちゃんと消えてなくなるのかな。
あれから何年も経ったけど
全然なくならない。

普段は息をひそめてるだけで
ずっとずっと奥にある。

それはふとした時に顔を出す。
私はその度に絶望するんだ
あぁ、まだだと。



ちゃんと生きたいから
最後まで生きたいから
お願いだからこんな虚しい感情は
どっかいってくれ






もう脳を麻痺させるのも嫌だ。
痛みを刻み込むものもう辞めた。
まっとうに生きたい。
普通に生きたいんだ。



愛おしい人や場所
大切な時間も、優しい想いもちゃんとあって
明日も会いたい人がいて
みたい景色も、聴きたい音も沢山あるのに









もっと愛そう、赦そう。
そうすれば、いつかきっと。
きっと。