人は平和を願うのに何故争う
このライブのMCは何度観ても泣いてしまう…。
ひめゆりの事についてまっすぐに真剣に自分の言葉で語るCocco。
人は皆平和な世の中を望んでいるのに、そうはならない。
きっと顔も知らない人を殺したりしないといけない事は
物凄い辛く悲しく痛い事。
その人にも家族がいて、愛する人がいて、子供がいるかもしれない。
何か夢があるかもしれない。まだ生きたいかもしれない。
それなのに争う…。何故だろう。
赦す勇気と強さを地球上の人間全てが持てればいいのに…。
沖縄は沢山の痛みを抱えている場所だけど
それと同時に眩暈を覚えるくらい美しい場所。
痛みと美しさとを持ち合わせていて、まるでCoccoそのものみたいだ。
ひめゆりの塔行った事あるよ。
高校の修学旅行で行った。今まで行った修学旅行で一番素晴らしかった。
と同時に痛かった、どこよりも…。
私たちに惜しげもなく戦争の話をしてくれるボランティアの方たちや
実際に当時暮らしてたという防空壕の中にも入ったし(人骨がそこらじゅうに転がってた)
DQ5でさ、「平和は待ってても訪れない、自分達で築きあげていくものなんだよ」って
言ってた兵士がいたけれど、本当にその通りだと思った。
でもどうやって？
その術はどこにある？
私たちに戦争をとめる力があるのだろうか。
祈る事しか出来ないのだろうか。
永遠に解けない問題かもしれない。
