生きる事と死ぬ事。

よく思う事がある。

生きるのが辛くて、毎日必死に頑張って生きてる人に対して

「病気や戦争で生きたくても生きれない人もいるのに

自分から死にたいなんて、なんて自分勝手なんだ」

みたいな事言う人いるけど

それはちょっと違うよね…。

そう言いたくなる気持ちも分からなくはないけど

死にたい人にとっては、生きる事は死ぬ事より苦しくて辛いんだよね。

「死ぬ勇気があれば生きていける」

とかいう人は、本気で死にたいと思った事が無いのかなぁと思ってしまう。

死ぬ事に勇気なんかいらなくて

生きる事に勇気が必要な人だっているんだ。

だから個人的には、生きる事が辛い人を否定しないで欲しいと思う。

だからといって、自殺を肯定するわけでは全く無いのだけど。

近くにそういう人がいたら

受け入れて、静かに見守って

味方でいて欲しいなぁと思う。

死にたいなんて言っちゃ駄目だとか

責めたり否定しないで欲しい。

実際私は、誰にも責められたくなかった。

だけど同情されたり、無理な共感も欲しくなくて

ただ受け入れてくれることが一番ありがたかった。

そうやって受け入れて、見守ってくれる人達がいたから

私は今、こうやって生きていられるんだと思う。

本当に難しい事だけど

そういう心の問題を少しでも理解出来る人でありたい。

自分の経験を無駄にしないで生きたい。