Sanctuary*

育児と編み物と音楽と。 日常の事を綴ってます。

Cocco 440 ライブ

今更ながらライブレポを書きたいと思います。

10/14に下北沢の440でCoccoと長田さんのライブがありました。

ゲリラライブに参加するのはこれが三回目。

毎回素晴らしいライブなので、今回も最強に期待して行ったのですが

期待を裏切るどころか感動しすぎて興奮して夜眠れなくなるくらいの

本当に素晴らしすぎるライブでした。←既に興奮気味(笑)

セットリストはこんな感じ。

1.三村エレジー

2.けもの道。

3.4×4

4.新曲

5.樹海の糸

6.絹ずれ~島言葉~

7.カウントダウン

8.暗黙情事

9.蝶の舞う

10.Rainbow

11.強く儚い者たち

11曲も歌ってくれて、60分近いライブでした。

以下は興奮気味なライブの感想です。

1曲目から三村エレジー

今回はタンバリンを太鼓を叩くばち?みたいな物で

力任せにぶん殴りながらリズムをとって歌ってました。

前回のライブで自分の腕にばこばこ当てて歌っていたら

後日オフィシャルサイトの日記に

「腕にあざが出来た」って書かれていたので

今回はそれはないかなぁと思ってみてました。

けもの道では確かシンバルをタンバリンで叩くという

多分Coccoしかやらないであろう使い方でリズムをとってました。

こっちも力任せに、加減なんかなしに

これでもかっていうくらい強く。

けもの道の歌詞にあいまって、なんか誰かを殴りながら歌ってるように見えて

その迫力に圧倒されました。凄いんだ、これが本当に。

新曲も聴けて嬉しかった。

どこかで音源化されるかな??

Coccoは音源化されない名曲が多すぎる…。

絹ずれの島言葉バージョンも、今回はCDとは違って

張り上げる感じに歌うのではなくて

ささやくような、切ない感じに歌ってて

私はこっちの歌い方も堪らなく好きだなぁと思いました。

目を閉じて歌うCoccoが優しかった。

カウントダウンは、実は生で聴いたのは初めて。

これが生で聴けるのは嬉しすぎた。

ここから先ロック続きで、息するのを忘れてたんじゃないかと思うほどに

まばたきするのが勿体無いくらいと思うくらい、集中してみてました。

暗黙情事では長田さんのギターが物凄くかっこよくて

聴いててほれぼれしました。聴かせるギターというかそんな感じ。

ライブハウスの音響さんがすっごいノリノリで楽しそうに聴いていて

なんか見てて私も嬉しくなった。

多分このあたりの頃にCoccoのタンバリンが破けてたと思う。

力任せにがつがつ殴ってたから、破けてもおかしくない。

破けたタンバリンをみてあっちゃん(Coccoの愛称)一言

「これ、ガムテープ貼っといて。」

あっちゃんガムテープ好きだよね。

困った時はいつもガムテープ(笑)

ガムテープで直したタンバリンは

Coccoが一曲歌っただけでまた破けて死亡してた。

蝶の舞うでは、叫ぶ叫ぶ。叫びまくり。

もう頭降りたい感じだったけど抑えた(笑)

どこからあの声量が出るのかいつも不思議。

人類の神秘の一つ。

長田さんと二人だったせいもあって

今回はRainbowを歌ってくれた。

Rainbow、大好き。

歌いながら泣いてるCoccoをみて

何故だか私も泣いてた。

泣きながら歌が歌える人はあまりいない事を知ってる。

Coccoは歌いながらよく泣くけど

それって凄い事だよね。

最後、強く儚い者たち。

今までにも何度も生で聴いてきた曲だけど

この日聴いた強く儚い者たちは

今まで聴いたどのライブよりも沁みた。

喋るように歌うCoccoが素敵だった。

この日印象に残ったことは

ライブが始まる前、Coccoが登場したときすぐに

最前列の女の子が花束を手渡したのだけど

その時集中して楽譜整理をしていたCocco

「ちょっと今何してるのかちゃんと見てから渡して」

とファンの子に注意していて、素敵だなぁと思った。

多分そこで「ありがとう」って受け取ってしまう人が殆どだと思うけど

ちゃんとそこで「空気よんで」って言えるのって素敵だと思う。

勿論整理が終わってからCoccoはちゃんと

「ありがとう」

って満面の笑みで花束受け取ってたけどね。

あんな笑顔されたら本当、泣くよ?

エメラルドツアーも本当に楽しみで

Coccoにまた会うために頑張るっていっても過言じゃないくらい

私はCoccoに助けられてる。

うん、大好きだ。

あっちゃんありがとう。